保護者との関係に不満を持つ保育士
保育士の抱えやすい不満
保育士の仕事といえば、子供の保育をすることが仕事の主となります。しかし子供の保育だけが仕事ではなく、預けている保護者の方への報告や対応も大切な仕事になります。大切な子供を預けている保護者の方からすれば、保育園でどのような過ごし方をしているのか、危ないことはしていないのかなどなど気になることはたくさんあります。そのため、保護者の方を安心させるためにも報告や保護者への対応といった仕事も欠かすことはできません。しかし同時にこの保護者の対応が保育士にとって抱えやすい不満でもあります。
仕事中の無駄話
基本的に子供のお世話を担当している担任の保育士がその子供の保護者対応をすることになります。そして対応するときのメインとなるのはお預かりする時とお迎えの時ですが、必ずしもこの時に担任の保育士が対応することができるわけではありません。時間によって保育士の人数も変化しますし、遅番や早番といったシフトであればもう担任の保育士が退勤していることもあります。
こうした中で保育士の抱えやすい不満に保護者対応で時間を取られ過ぎてしまうということです。その保護者の対応を慣れている担任の保育士であればまだしも、別の保育士であればどこまで付き合えば良いのかがわからないこともあります。大切な相談であればまだしも、だいたい噂話だったり世間話といった今じゃなくても良いような内容であることがほとんどです。こうして話している間にも他の子供の対応をしなければならないので不満を抱えてしまうことが多いようです。
他の子供の親の悪口
保育士にとっては迷惑でもあり、対応を間違えればとても危ない場合となるのが他の子供の親の悪口です。特にママ達はおしゃべりが好きな人が多いので、知りたくもない噂話などを話されることはあります。少しでもネガティブな噂話に共感をするような対応をしてしまえば、いつの間にか勝手にこっちが悪口を言っていたような噂を流されることになりかねません。
こうして言ってもいない悪口をさも言ったかのような話し方をされると、仕事にも関わってくることになります。そしてなにより他の保護者の方達に対する信頼を失うことにもなりかねません。こうした危険度の高い噂話に付き合わされてしまうようなことも、保育士の職場で抱えやすい不満の一つとなっています。
クレーム処理
保育士の最も抱えやすい不満とも言えるかもしれないことがクレーム処理です。保育園側に非があって受け入れやすいクレームであれば改善をするための努力をすべきですが、しかしあてつけやこじつけのようなクレームをつける保護者も稀にいます。そういったクレーム処理をするのは保育士の抱えやすい不満の一つです。
