介護士は資格を取得して不満を解決
資格を取ろう
介護士が抱えやすい不満には給与が低いというものがあります。介護士の中には仕事自体に不満はないものの、給与や待遇によって仕事を続けられないと渋々仕事を変える人もいます。せっかく好きな仕事をしているのに給与や待遇でやめなければならないのは辛いことだと思います。
そこで、資格を取得して給与を上げることによって職場の不満を解消しましょう。介護士には資格を取得することで資格手当として給与に上乗せして給料をもらうことができる施設も多いです。また転職などを考えた時も資格を持っていることで好条件の待遇で働きやすいということもありますので、資格を取得して損をすることはありません。では取得するのにおすすめの介護士の資格を紹介していきます。
介護職員初任者研修
2013年度から変更になった介護の資格制度によって、ホームヘルパー1級とホームヘルパー2級が廃止になりました。当時のホームヘルパー2級に相当するのが介護職員初任者研修となります。介護職員初任者研修は介護の資格の入り口のような資格ですので、介護の資格を取得することを考えたらまず取得したい資格です。資格の取得も介護資格の中で最も簡単であり、15日から16日の講習を受けることで取得できます。
実務者研修
当時のホームヘルパー1級に相当する介護資格が実務者研修となります。実務者研修は介護職員初任者研修の次のステップとも言えます。今後も長く介護の仕事を続けていくことを考えれば、介護職員初任者研修を飛ばして取得することもできます。しかし取得には最高で450時間のカリキュラムを受講する必要があり、取得にかかる費用もおおよそ10万円前後かかります。
介護福祉士
介護の資格の中で唯一の国家資格である介護福祉士は取得していると基本給が大きく変わる施設が多いです。基本給に平均して1万円から4万円ほどの違いが出るので、給与を上げるという目的を考えると最終的には介護福祉士の資格を取得することを考えましょう。
介護福祉士の資格を取得するためには前述した実務者研修の取得が必須となります。実務者研修の資格を持っていることが介護福祉士の受験資格となりますので、取得を考えるのであれば実務者研修をまずは取得する必要があります。
介護福祉士の資格を取得すると様々な施設で優遇され、かつ多くの施設で働くことができるようになります。そのため自分が働きたい場所で働きやすくなるという点や、自分の最終的にしたいと考える仕事をするためことにも役に立つはずです。